お墓の掃除
ちょっと間を開けての投稿です。
今日はお墓の掃除についてです。
皆さんはどうやってお墓をキレイにしてらっしゃいますか?昔のお墓はタワシでキレイにしたり、新品のお墓はタオルで拭いたりと「石の状態」によって洗い方は様々です。
石の表面がゴツゴツしている場合の洗い方
ご自分でされる時の一番いい掃除方法は「水とタワシ、スチールタワシ」などでキレイにされるのが一番かと思います。ここで注意ですが、表面に付いている苔《こけ》を取ろうと思っても無理です。この苔は長年蓄積されたものでしっかりと根を張っている為、私達でも高圧洗浄機か薬品をつかいます。一度苔がつくと、素人では取ることがまず不可能ですので、業者に依頼されたほうが無難です。
石の表面がある程度つるつるしている場合の洗い方
ある程度というのは、水磨きという状態です(本磨きの一段階前で表面がうっすらぼかしてある状態)(昭和10年〜昭和35年位のお墓)このお墓は苔がつきます。対処法としてはスクレッパーかカッターナイフで苔をそぎ落としてよく絞ったタオルで拭いて下さい。この時気をつけないといけないのは、スチールタワシや研磨剤が入った洗剤を使ってはいけないということです。なぜいけないかというと、石の表面を痛めてしまいます。石の表面が痛むということは、傷んだ場所に苔がつきやすくなり、掃除が大変になり悪循環になってしまいます。
最近建てられたお墓(本研磨状態)の洗い方
これは、洗剤やタワシなどを使わず、よく絞ったタオルで拭くだけにしてください。最終研磨方法でも多少の違いはありますが、基本的にこれでOKです。注意として、本研磨状態の石はとにかくキズがつきやすいということです。カッターナイフやスチールタワシ、研磨剤が入った洗剤は厳禁です。(簡単にキズだらけになります。)
一番大切な事は、定期的にお掃除をすることです。車を例にしますと、一年間洗車しなかった車は著しく汚れるのと一緒でお墓も一年間ほったらかしですと、苔だらけになります。少なくとも、年4回はお掃除されることを推奨します。
今建てておられるお墓の状態がわからない場合やお掃除の仕方についてご不明な点がありましたら、ご遠慮なく当社にお問い合わせ下さい。
㈱石川石材センター
山口県山口市嘉川干見折858−3
電話:083-989-5222
URL:http://isikawa-sekizai.jp
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