石について

石について

石を選ぶ時に考える事

お客様とお話していて
「国内産だから高いの?」「外国の石は安くて悪いんでしょう?」
というお言葉を良く聞きます

答えはNOです。外国の石でも国内産より高い石。良い石は沢山あります
石は取れる場所よりも、石の特徴が大事です

お墓にとって良い石というのは一言でいうと「硬度が高く、吸水率の低い石」です

なぜ硬い石がいいのか


石の硬さは耐久性に関わってきます

硬い石は加工するのが大変ですが、その分磨けば経年劣化を抑える事ができます
当社は7段階かけて磨き上げるので艶が長持ちする事を保証致します
展示場には磨き工程の石見本がございますので直接ご覧いただけます

なぜ吸水率が低い石がいいのか


一般的に墓石に使われる石は、水を吸収しにくいほど汚れに強く、劣化が少ないものが最適であるとされています。
石には目に見えない小さな穴が無数にあいています。墓石は風雨が直接あたる場所に設置される為、その穴から石の中に水分が入ります。
吸水率の低い石は密度が高く、石の中に水分を含みにくく、乾きやすいのが特徴です。
一方、吸水率の高い石はスポンジのように石の中に水分を溜め込みやすく、乾くまでに時間がかかることで錆びや苔などの汚れの原因となり、見た目がどんどん悪くなります。

石の錆とは、石が長時間水分を含んだままになると、その水分が石の成分である鉄分と反応し変色することです。年数がたつほどに赤茶けた錆びが浮かんできます。


一度、雨上がりの数日後にお近くの墓地へ行ってみてください。完璧に乾いている石と、石のつなぎ目などに水がたまって色が濃く残っているものが分かると思います

石の種類について

当社は石の特性を理解し、お客様のご要望に合った石をご提案致します。ここでサンプルとして載せているものだけではなく、他にも色々な種類がございますので、ぜひ展示場にて実物をご覧ください
※お使いのモニター設定、お部屋の環境により実際の商品と色味が異なる場合がございます。展示場にて実際の石見本を展示しておりますので是非本物をご覧いただければと思います

庵治石(香川県)

美しい艶が特徴。まだら模様の光沢、斑(ふ)が浮き出てくるのが特徴。原石から製品にできる部位が非常に少なく、希少価値もあり最高級石材として知られています

大島石(愛媛県)

硬く整った石目で、吸水率も低い。色味はやや青っぽいのが特徴。主に墓石材として使用されていますが建築材としても幅広く使用されています(国会議事堂など)

徳山みかげ(山口)

硬く耐久性に優れており、青味がかったグレーの色合いが特徴。県内で古くより墓石材として使用されています

アーバングレー(インド)

産出量、品質ともに安定しているのが特徴です。和墓・洋墓どちらにも合い、経年劣化も少ないので非常に優れた石材です

クンナム(インド)

インド産の黒石の中で最高級石材。艶のある光沢と変色しない品質が特徴。世界で最も硬い石と言われています

AG98 (中国)

吸水率は比較的高いですが、産出量が安定しているので外柵材として使用する事が多い石です

中国マホガニ(中国)

落ち着いた赤色が特徴。洋墓やデザイン墓に用いられる事が多いです

G623(中国)

中国産の石材でもっとも有名な石です。古くから輸入され、経年劣化が少ないので外柵材として使われます

G663(中国)

色むらのないピンク色の石で、中国桜御影とも呼ばれます。明るい色で女性人気が高く洋墓に使われます

お墓のデザインについて

和型

日本では最も一般的なデザインです
正面に○○家之墓・南無阿弥陀仏など文字を刻みます

飽きのこない、墓地に馴染む形です


洋型

和型よりも自由にアレンジしやすいです
正面には「心」「真」「夢」なども入ります
石の色もピンクなど使うと優しい雰囲気になります


デザイン墓

ステンドグラスや銅の薔薇のモニュメントなど
石の模様によっては世界に一つのデザインになります
霊園に多いお墓です

柄を楽しんだり、ステンドグラスの中身を変えたりと様々なデザインがあるのが特徴です

当社は長年にわたって墓石に使う石を選別しています

お墓に使う石には様々な種類があります。当社ではその中からお客様のご要望にあった石をご提案します。より良いお墓作りのために石の産地や特性、デザインやご予算などなんでもご相談ください。まずは一度ご来店をお待ちしております。

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